※学年は取材・撮影時点。
先輩の声受験体験記
佐藤 夏菜
短大・保育学科
2025年度入学 総合型選抜
1年
ルネサンス高等学校出身
高校生活はどのように過ごされましたか?
高校では陸上部に所属し、短距離走に取り組んでいました。学校外では小児科でアルバイトもしていました。看護師さんの補助をはじめ、他には、壁の装飾づくりなどで、子どもたちが喜んでくれるような空間づくりをお手伝いしていました。
現在は実家から通っているとのことですが、通学時間や大学終わりの過ごし方は?
実家が福山市にあるので、自宅から駅に行き、そこから電車に乗って学校まで片道2時間ぐらいで通っています。1限目の授業に出席するためには、朝6時くらいに家を出る日が多いです。現在はアルバイトをしていないので、授業が終わったらそのまま帰宅していますが、将来的には学校近くでの一人暮らしも検討しています。
大学受験を意識し始めたのはいつ頃でしたか? また中国短期大学を選んだ決め手は?
小さい頃からずっと「保育士になりたい」という夢を持っていて、高校3年生の春頃から保育士資格と幼稚園教諭の免許が取れる大学を探し始めました。他の大学のオープンキャンパスには行かず、中国短期大学一本に絞って受験しました。理由としては、母がこの大学の卒業生だったことと、オープンキャンパスで出会った先輩たちがとても話しやすく、先生方も明るくて雰囲気がとても良かったのが最大の決め手です。実際に入学してからも、優しくて親しみやすい先生ばかりで、楽しく学べています。
受験対策はどのようなことをしていましたか?
学力試験ではなく面接のみの総合型選抜入試だったため、主に面接対策に力を入れていました。通信制の高校に通っていたので、先生からの直接指導はあまりなかったのですが、YouTubeで模擬質問を見て練習したり、家族に協力してもらって面接練習をしました。緊張対策としては、「人」という字を手のひらに書いて飲み込むとか、「相手の鼻を見て話す」といったアドバイスを実践してみたんですが、やっぱり本番の面接では緊張してしまって、うまく答えられなかったところもあり、「もしかしたら落ちたかも」と思っていました。
中国短期大学に入ってよかったことは?
一番よかったと思うのは、素敵な友達に出会えたことです。通信制高校出身だったこともあり、大学に入って初めて「同じ目標を持って頑張る仲間」ができて、毎日がとても充実しています。実は、オープンキャンパスのときにインスタを交換した子がいて、なんと、その子が入学式の日に近くの席にいたんです。声をかけてみたらそこから仲良くなって、今もずっと一緒にいます。
現在取り組んでいるボランティアはありますか? 現場で学んだことは?
中国学園大学・中国短期大学附属の「たねのくにこども園」で、週に2回ほどボランティアをしています。授業が終わった後に参加していて、夕方5時くらいまで子どもたちと関わっています。現場で学んだことの1つは、子どもたちへの声かけの工夫です。例えば、靴を履くのが遅い子に対しては「早くして」と言うだけではなかなか動いてくれなくても、「お友達と靴履き競争してみようか」とちょっと工夫して声をかけると、楽しく、スムーズに動いてくれたりして。先生たちの声かけの仕方が本当に上手なうえに多彩で、ボランティア現場からは、学ぶことがたくさんあります。なにより、子どもたちがとっても可愛いんです。
将来的にはどのような働き方を考えていますか?
今のところは、保育士として働きたいと思っています。地元・福山に戻るか、岡山に残るかはまだ迷っているところですが、最近では就職に関するセミナーやガイダンスも始まり、そろそろ方向性を決めなきゃいけない時期かなと感じています。
最後に、これから受験する高校生へ一言お願いします。
面接などでは、きっと緊張すると思いますが、でもそこは「やるしかない!」という気持ちで頑張ってください。面接でうまく話せなかったとしても、結果は最後まで分かりません。大切なのは、諦めずに最後までやりきること。そして努力は必ず自信につながると思います。
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